総合教育機構 グローバルセンター 教授 中谷純江鹿児島大学グローバルセンター ホームページhttps://www.gic.kagoshima-u.ac.jp/17目標を個別バラバラに追求することで、持続可能な開発は可能なのだろうか? 目標だけが一人歩きしがちな中で、そもそもSDGsとは何か、なぜ学ぶのかについて考えることを目的とする。カードゲーム「2030SDGs」を利用したワークショップを開催し、SDGsについてなぜ学ぶのか、SDGsから何を学ぶのかについて参加者に考える機会を提供する。移民と教育の問題をテーマとする授業「多言語文化論演習I」や、鹿児島をフィールドにSDGsの取り組みについて学ぶ科目「Kagoshima de SDGs」などの導入部分として実施している。活動の背景・目的関連サイトカードゲーム「2030SDGs」 (イマココラボ ホームページ)https://imacocollabo.or.jp/games/2030sdgs/SDGsの理念から、グローバル課題への取り組み方や思考方法(システム思考、バックキャスティング、アウトサイドイン)について学ぶことができる。▼備考 リライト変更箇所についてカードゲームを使ったSDGsワークショップの実施●活動の概要期待される効果幅広い「エネルギー」への知見を備えた教育者を育成することで、信頼できる持続可能な近代的エネルギー源の発案やアクセス方法、また効率的なエネルギーの利用方法等を他者に提案できる次世代の人材を育てることにつながると期待している。共通教育センター 准教授 伊藤昌和鹿児島大学共通教育センター ホームページhttps://www.kagoshima-u.ac.jp/educenter/持続可能な社会を構築するためには、社会の構成員一人一人が「エネルギー」について正しく理解し活用していくことが重要である。本取り組みでは講義と実験を通して、初等・中等・高等教育に関わる先生方の「エネルギー」に対する理解を深めてもらっている。受講された先生方が身に着けた知見を実際の理科教育の場で活用することで、「エネルギー」に対して広い視野と判断力を備えた次世代の人材が育つことが期待できる。講義では先生方に対して「エネルギー」の全体的なイメージづくりから始め、我々の生活の中で活用している「これまでのエネルギー」及び「これからのエネルギー」の原理を概観する。さらに実験を通して理解を深めてもらう。本講義で得られた知見を学校教育の場で活かすことで、生徒たちの「エネルギー」に対する早い段階での概念形成を促す。活動の背景・目的関連サイト鹿児島大学共通教育センター ホームページhttps://www.kagoshima-u.ac.jp/educenter/▼備考 リライト変更箇所について教員免許更新講習における実験講義「生活と先端エネルギー」の実施●活動の概要期待される効果太陽電池と発光ダイオードは基本的な構造が同じである。発光ダイオードとポケット電卓をつなぎ、発光ダイオードを疑似太陽電池とすることで電卓を作動させる実験。小・中・高等学校の先生方による発光ダイオードを用いた疑似太陽電池の実験25
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