Ⅰ.自然環境の変化への対応Ⅱ.グローカルな人材の育成Ⅲ.医療と健康Ⅳ.エネルギーの確保・創出Ⅴ.イノベーションの創出Ⅵ.まちづくりと経済成長の支援Ⅶ.共生社会の実現のために大学院理工学研究科 工学専攻 先進工学科 化学工学プログラム 助教 水田敬鹿児島大学工学部 先進工学科化学工学プログラム ホームページhttps://ecp.cen.kagoshima-u.ac.jp/index.html私たちは地元企業様との共同研究開発により、「熱を逃がす能力が世界一」である「FGHP(Fine Grid Heat Pipe)」の創出に成功した。この技術は半導体の熱問題解決の決定的なソリューションとなり得るものとして期待されている。このような「冷やす」技術を通じて、カーボンニュートラル社会の実現へ貢献するべく日夜研究開発に取り組んでいる。私たちは積層型べーパーチャンバー「FGHP」の研究開発を実施してきた。FGHPは半導体の熱問題を解決するための放熱部材であり、20件を超える特許を取得済みである。FGHPをLEDの実装基板として用いることにより、これまで不可能であったLEDの高密度実装が可能となり、LED光源の高輝度化・省エネルギー化を実現した。活動の背景・目的関連サイト鹿児島大学工学部 先進工学科化学工学プログラム ホームページ内「先進的な研究」https://ecp.cen.kagoshima-u.ac.jp/research.html「環境報告書2019」pdfの20ページ目に記事掲載 (鹿児島大学ホームページ内)https://www.kagoshima-u.ac.jp/about/2019kankyouhoukokusyo.pdfFGHPを用いたLED照明により、省エネルギー型社会の実現へ貢献する。例えば、ENEOS喜入基地様ではFGHPを用いたLEDライトを用いることにより、これまで使われていた水銀灯と比べて94%もの省エネを達成しながら、従来と同等以上の明るさを実現している。▼備考 リライト変更箇所について◇全体的に情報の重複があるところを整理しました、◇【期待される効果】について、「これまでの実績から、FGHPをLEDの実装基板として用いた照明によって、LED照明の高輝度化・省エネ化を実現しました。」 ↑この一文は同様のことが【活動の概要】のところでも 述べられているので、ここではカットしました。 その代わりに以下の一文(「環境報告書2019」掲載記事にあった文言) を追加してみました。↓「FGHPを用いたLED照明により、省エネルギー型社会の実現へ貢献する。」「冷やす」技術でカーボンニュートラルに貢献●活動の概要期待される効果南九州・南西諸島域共創機構 産学・地域共創センター 連携推進部門 特任教授 藤枝繁大学院 理工学研究科 工学専攻 化学工学プログラム 助教 水田敬E_mail(藤枝) fujieda@km.kagoshima-u.ac.jp理工学研究科の水田敬助教が開発した高性能フラットヒートパイプ型ヒートスプレッダ(通称「FGHP」) は、熱を逃す能力が世界一のベーパーチャンバーだ。高性能・省スペースの画期的な新規冷却部材である。このFGHPを用いた高輝度LEDライトの社会実装を支援することを目的に、技術のショーウインドーとして本学で初めて多機能実証ラボのプロジェクト実験室2に設置した。実装場所は2階吹き抜け構造であり、これまでは水銀灯4個と蛍光灯12本を使用していた。これらをFGHP®ライト1灯と交換した。LED化による省電力化(消費電力1/8)はもちろんのこと、耐久性の向上や低発熱性による空調エネルギー低減などの技術ショーウインドーとしての役割を担っている。また、教育学部球技場照明灯1基に6灯(従来水銀灯10灯)を設置し、屋外での利用についての検証を実施する。活動の背景・目的関連サイト活動報告 『2020年度事業報告書』 P61~P62に掲載(鹿児島大学リポジトリ)http://hdl.handle.net/10232/00031744 世界全体のエネルギー効率を改善することが期待される。▼備考 リライト変更箇所について多機能実証ラボにおけるFGHPライトの実装●活動の概要期待される効果48
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