Ⅰ.自然環境の変化への対応Ⅱ.グローカルな人材の育成Ⅲ.医療と健康Ⅳ.エネルギーの確保・創出Ⅴ.イノベーションの創出Ⅵ.まちづくりと経済成長の支援Ⅶ.共生社会の実現のために水産学部 水産学科 水産資源科学分野 准教授 江幡恵吾水産学部 水産学科 水産経済学分野 准教授 鳥居享司南九州・南西諸島域共創機構 産学・地域共創センター 特任教授 藤枝繁E_mail(江幡) ebata@sh.kagoshima-u.ac.jp水産業の中心地は都市部から離れた地域や島嶼域であることが多く、人口減少・高齢化による人手不足が深刻化し、その解決が喫緊の課題である。IoT(モノのインターネット)技術を機能的に組み合わせて、産地魚類市場の水産物取引業務を自動化、省力化するスマート競りシステムを開発することを目的としている。水揚げ情報(漁業者名、魚種、重量、画像、サイズなど)をWeb上に自動転送するシステムを開発。これまで伝票に書いたり、パソコンに手入力したりしていた業務を自動化するシステムを構築することによって、省力化効果を検証している。活動の背景・目的関連サイト鹿児島大学水産学部ホームページ 水産資源科学分野https://www.sh.kagoshima-u.ac.jp/aboutus/organization/frs/産地魚類市場における水揚げ物情報のデジタル化は、信頼性の高いトレーサビリティの確立と食の安全性を保証する。そのため、国際認証による輸出促進につながり、地域経済の産業競争力が強化される。また、地域産業に寄与する技術革新により、気候変動に対応できる次世代型スマート水産業の実現を目指す。▼備考 リライト変更箇所について◇【期待される効果】の内容が、「49」の研究と同じになっています。 ご確認ください。◇掲載可能な関連サイトはありますか? 現状では水産学部HP「水産資源科学分野」のURLを入れています。産地魚類市場の水産物取引業務におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進●活動の概要期待される効果南九州・南西諸島域共創機構 産学・地域共創センター 研究推進部社会連携課E_mail(産学・地域共創センター連携推進部門) vbl@kuas.kagoshima-u.ac.jpVBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)とは、大学における研究成果による新事業およびイノベーションの創出を推進するものである。取り扱う技術の特性、地域資源の経営的・社会的価値の理解、および経営環境や技術変化の動向に対する展望、地域行政との関係性を踏まえた技術移転活動を支援する。また、行政との連携、公的資金の活用やビジネスプラン構築等、事業化に向けて円滑かつ適正な支援を目指している。活動の背景・目的関連サイト事業化支援プロジェクト(産学・地域共創センター ホームページ)https://www.krcc.kagoshima-u.ac.jp/brain-use/startup-support-project/活動報告 『2020年度事業報告書』 P72~P77に掲載(鹿児島大学リポジトリ)http://hdl.handle.net/10232/00031744▼備考VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)の運用による事業化支援プロジェクト事業化支援プロジェクトでは、本学教職員を対象に事業化が期待できる研究シーズや研究活動に対して南九州・南西諸島域共創機構棟等のプロジェクトルームおよび備品等を貸し出している。ならびに、事業化に向けた相談・助言などの支援を行っている。●活動の概要生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進することにより、大学発ベンチャーの設立や成長を奨励する。期待される効果54
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