鹿児島大学×SDGs事例集
73/76

Ⅰ.自然環境の変化への対応Ⅱ.グローカルな人材の育成Ⅲ.医療と健康Ⅳ.エネルギーの確保・創出Ⅴ.イノベーションの創出Ⅵ.まちづくりと経済成長の支援Ⅶ.共生社会の実現のために理工学研究科(理学系)理学専攻 物理・宇宙プログラム・固体物理講座(磁気物理学研究室) 教授 小山佳一https://sci-kagoshima-univ.jpkoyama@sci.kagoshima-u.ac.jp女子の理工系進路選択割合は低い。この原因は成績でなく環境によるとされている。鹿児島県は本土と多くの離島からなり、都市と地方との教育機会の格差も解決すべき問題である。これを克服するために、2013年から女子中高生理系進路選択支援プログラムを実施してきた。女子の多様な進路選択を可能にするため、女子中高校生とその保護者らに理系進路選択できることの「気付き」の教育支援活動を行っている。2021年からは、インターネットを使った遠隔授業を通して、離島の女子中高校生とその保護者らに理系進路選択支援の教育活動へ展開している。活動の背景・目的関連サイト磁場で合成する物質の発見から新しい磁石の開発へ ※PDF(文部科学省ホームページ「九州・成果事例報告書」内)https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/aeldle/2017/01/06/1372564_06_02.pdf都市部でも地方でも、質の高い理科教育と理系進路選択の気付きの教育を提供する。また、生涯教育の機会が促進されること、理科教育と理系進路選択のジェンダー平等へ貢献する。▼備考 リライト変更箇所について【期待される効果】の中で、少し表現を変えています。 都市と地方の児童生徒たちに、    ↓ 都市部でも地方でも、~育て!未来の理系女子~ 親子で理系の面白さを知るための科学講座@オンライン●活動の概要期待される効果大学院理工学研究科 グローバル人材育成支援室 ボウ・コーザー/橘まき/冨安卓滋 グローバル人材育成支援室ホームページ https://globaljinzai.eng.kagoshima-u.ac.jp/(1)「English Workshop for SDGs」を毎週実施し、参加者(大学院生・職員など)が英語で一つのSDGsについて話し合う。(2)「Glocal Camp」では参加学生が選択したSDGsのWebページを作成している。(3)「アカデミックイングリッシュ」では、学生が自分の研究とSDGsの関係を英語で説明する。(1)「English Workshop for SDGs」によりSDGsの理解を広げる。(2)「Glocal Camp」により地域貢献・姉妹都市(パース)の関係を考えさせる。(3)「アカデミックイングリッシュ」により、学生に研究とSDGsの関係を考えさせる。活動の背景・目的関連サイトEnglish Workshopsについて(グローバル人材育成支援室ホームページ内)https://globaljinzai.eng.kagoshima-u.ac.jp/?page_id=1642KAGOSHIMA GOES GLOBAL(Glocal Campについて)https://goesgakusei.eng.kagoshima-u.ac.jp/SDGsは、地球規模の問題について考えることを組み立てる重要な方法である。学生はSDGs目標に近づくために、この重要なフレームワークを理解する必要がある。上記の3つ取り組みは、生徒がSDG目標の達成にどのように参加できるかを考えるのに役立つように設計されている。▼備考 リライト変更箇所について(1)English Workshop for SDGs(2)Glocal Camp(国際コミュニケーション特別研修科目ー地元部分)(3)理工系グローバル人材の為のアカデミックイングリッシュ●活動の概要期待される効果72

元のページ  ../index.html#73

このブックを見る