高校生向け理学部体験授業の実施

理学部
岡村浩昭/中西裕之/松本詔/秦重史/加藤太一郎/九町健一/小林励司

https://sci-kagoshima-univ.jp
  • SDGs目標04

活動の背景・目的


大学の外にいる高校生にとって、大学でどのような教育がされているのか、を知る機会は少ない。出前授業等で大学の先生の話を直接聞くこともあるが、1時間程度では表面的な側面しか分からない。この体験授業は、大学で開講され、大学生が受講する講義を高校生にも公開するというものである。高校生は、1単位7コマの講義を、大学生と肩を並べて学ぶことにより、大学がどんなところか肌で感じることができるようになる。

活動の概要

理学部理学科5プログラムの担当教員により5科目を開講した。授業の題材には高校生でも理解できる内容を選んだが、レベルは大学生に合わせて設定した。また、遠隔地からの受講も可能になるよう、すべてオンラインで実施した。モデル校となった鹿児島県立国分高校と鹿児島県立大島高校の2年生及び3年生の42名が受講した。授業は令和3年7月24日から8月20日に開講し、9月3日までにレポートの提出を終え、大学生と同じレベルで成績評価を行った。

活動の概要

期待される効果

大学という高等教育機関における質の高い教育を、大学生だけではなく、これから大学入学を目指す高校生に提供することによって、高校での学習が大学で如何に大切になるかがわかる。これにより高校での学習意欲を高める効果が期待できる。

関連サイト

▶ https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2021/09/post-1832.html