実験排水の適正管理と有害な実験廃棄物の適正処理
環境安全センター、施設部、研究推進部研究協力課、各部局技術職員
冨安卓滋、濱田百合子、谷口遥菜、 豊島永在
活動の背景・目的
鹿児島大学における教育研究活動には様々な化学物質が使用されています。それらの中には有害性・危険性が高いものも多くあり、使用中はもちろん、使用後も適正な管理をして環境汚染や健康被害を未然に防ぐことを目的として、有害な実験廃棄物の適正処理と実験排水の水質管理を行っています。
活動の概要
環境安全センターでは大学で生じる有害な実験廃棄物を適正処理するための指導助言を行って環境保全に努めています。また、実験器具等の洗浄水は鹿児島市の公共下水道に流されますが、この実験排水に有害物質が混入しないよう教育啓発活動を行い、学内40地点以上の実験排水を毎月水質分析して監視しています。
期待される効果
化学物質や実験廃棄物を環境に害を与えないように管理できるようにする。
人の健康や自然環境に悪い影響を与えない。
有害な化学物質が水系(川や海、地下水)に流れ込むことを防ぐ。