三島・十島および奄美島嶼地域における継続的な医師確保の支援
地域医療支援センター
嶽﨑俊郎
- 十島村
- 奄美市
- 瀬戸内町
- 徳之島町
活動の背景・目的
三島・十島および奄美島嶼地域における医師確保は困難であり、全ての住民への健康を提供するためには、持続可能な医療、特に人材の確保が重要である。離島へき地を含む鹿児島県の地域での医師偏在を解消するする目的で、鹿児島県は鹿児島大学と連携して医師修学資金貸与制度(地域枠制度)を平成18年度から開始している。
活動の概要
地域枠制度では、県が奨学資金を提供し、大学が地域医療への意欲をもった学生を推薦入学で確保し、一般のカリキュラムに加え、地域医療の理解と思いを醸成するプログラムを離島へき地医療人育成センターが中心となり行い、卒後に地域医療支援センターが中心となり、地域医療現場での勤務と医師としてのキャリアの両立を支援し、県と共働して三島・十島および奄美島嶼地域における持続的な医師配置を行なっている。令和5年度は同地域に8名の医師の配置が行われた。
期待される効果
三島・十島および奄美島嶼地域における医師確保を継続することにより、すべての地域住民の健康と福祉の確保に貢献できる。