奄美大島における住民参加型の外来植物モニタリング体制の構築
農学部、国際島嶼教育研究センター、南九州・南西諸島域イノベーションセンター
鵜川信、鈴木英治、中島慶次
- 奄美市
- 大和村
- 宇検村
- 瀬戸内町
- 龍郷町
活動の背景・目的
奄美大島は、絶滅危惧種を含む多くの固有の生物の重要な生息地であることが認められ、世界自然遺産に登録されました。しかし、奄美大島には様々な外来植物が侵入してきており、元から生息している植物(在来植物)の生育場所を奪うことが心配されています。そのため、外来植物の侵入をできるだけ早い時期に見つけるため、地域の方々と協力したモニタリングの取り組みが求められています。
活動の概要
本取組みでは、奄美大島で、住民参加型の外来植物モニタリングの関心のある方向けに、現地講習会を開催しています。講習会の参加者は、奄美大島全域で各自で植物調査を行い、特に侵入が心配される外来植物が見つかった場合などに、鹿児島大学に報告していただいています。令和7年度からは、より多くの方に参加していただくため、高校への出前授業を開始しています。
期待される効果
奄美大島では、生物多様性に影響を及ぼす恐れのある外来植物の侵入を早期に発見するための住民参加型のモニタリング体制が構築が進んでいます。令和6年には、モニタリングの参加者による、徳之島での特定外来生物のオオカワヂシャの早期発見につながっています。この取組みは、奄美大島の生物多様性の保全につながるだけではなく、地域の方に奄美大島の自然に関心を持つきっかけを提供しています。
















