『学士會會員氏名録』のデジタル化
鹿児島大学法文学部附属司法政策教育研究センター
米田 憲市・國岡 啓子・丹羽 謙治
活動の背景・目的
明治大正期の人物研究やエリート研究のほか、各分野にとって貴重な情報源でありながら老朽化により事実上利用できなかった同史料について、より容易に活用できるようにする。
活動の概要
鹿児島大学附属図書館所蔵の「学士會會員氏名録」を電子化し、その成果を鹿児島大学附属図書館に寄付した。鹿児島大学附属図書館に申請することで当該史料の閲覧が可能。 司法政策教育研究センターでも、当面は資料室所蔵の史料として、資料室に設置しているパソコンで閲覧が可能。
期待される効果
老朽化のため事実上利用できなかった同史料を、電子化により容易に活用できるようにすることで、効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築すると共に、公正な質の高い教育の機会の提供と諸研究のさらなる促進を図る。