鹿児島県における森林病虫獣害の実態把握と生態解明に関する研究

鹿児島大学農学部
農林環境科学科
森林科学コース森林保護学研究室
准教授 畑 邦彦 ・ 助教 榮村奈緒子

https://www.agri.kagoshima-u.ac.jp/env/agri0046/
  • SDGs目標15

活動の背景・目的


森林には様々な病虫獣害が発生し、それらは時に健全な森林の育成や維持管理の大きな障害となる。鹿児島県でもシカをはじめとする獣害、マツ材線虫病をはじめとする病害など、様々な森林被害が見られる。森林保護学研究室では、それら病虫獣害の実態の把握と生態の解明を行い、健全な森林の保全管理に繋げることを目的として様々な研究を行っている。

活動の概要

以下のような事項について研究を行っている。
鹿児島県におけるシカの現状把握と植生に及ぼすシカの影響
輪紋葉枯病など樹木病害の生態の解明
・海岸マツ林に発生するシンクイムシ類による被害の実態解明
・マダニの生息状況把握と媒介動物の解明

期待される効果

森林病虫獣害の実態把握と生態の解明を行い、健全な森林の保全管理に繋げる。