奄美群島における地域リハビリテーションに資する学生実習と従事者研修

医学部保健学科作業療法学専攻
田平 隆行、窪田 正大

  • SDGs目標03
  • SDGs目標04
  • 奄美市
  • 喜界町
  • 徳之島町
  • 天城町

活動の背景・目的


超高齢化先進地域である奄美群島におけるリハビリテーション専門職(特に作業療法士)は少なく、住み慣れた地域で暮らし続けるための地域リハビリテーションの充実は欠かせない。学内からの資金援助を受けて、次世代および現在のリハビリテーション専門職等育成のため奄美地域を含めた学部の学生実習や専門職・一般市民に向けて研修活動を行う。

活動の背景・目的

活動の概要

2022年度から学内資金援助を受けて学部4年生の臨床実習、2年生の地域作業療法実習を開始し、離島医療・福祉の重要性と興味拡大を目的に人材育成を行っている。また、2023年度には、奄美市での一般住民向けの公開講座、徳之島町ではリハビリテーション専門職向けの研修会、喜界町では福祉企業の支援を受け一般公開研修を行った。2024-27年にも学生実習を予定している。

活動の概要

期待される効果

次世代の奄美群島への作業療法士の育成、現在勤務しているリハビリテーション従事者への支援、住民への啓発活動などの研修活動を行うことで、超高齢化社会における予防や生活再建に貢献できると考えている。