さとうきび農業の先端農業実証プロジェクト
工学部
熊澤典良
- 徳之島町
活動の背景・目的
さとうきびの収穫にはハーベスタと呼ばれる乗車型の収穫機を使用することが多い。これまでハーベスタがどこの圃場でどのような作業を実施しているかをリアルタイムに把握することは難しかった。島内に分布して収穫作業を行うハーベスタの情報を収集・解析することで、さとうきびを原料とする産業の高効率化および生産性向上を目指す。
活動の概要
さとうきびハーベスタに取り付けて作業情報を記録する「ハーベスタIoTモジュール」を開発した。「ハーベスタIoTモジュール」により,収穫作業はリアルタイムに見える化され,収穫に要した時間・収穫面積等を把握できるようになっている。作業現場の圃場に行かないと分からないこと、収穫作業に関する情報、圃場の情報などを瞬時に提示する「ハーベスタ情報システム」を開発している。
期待される効果
地域経済の活性化、農業を担う人材および労働力の確保、省力化・高効率化