人獣共通感染症を起こす偏性細胞内寄生性細菌の調査

病態予防獣医学講座・公衆衛生学
安藤 匡子

https://ris.kuas.kagoshima-u.ac.jp/html/100005746_ja.html https://www.facebook.com/Masako.zoonoses.Coxiella
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活動の背景・目的


病気を起こす細菌には、人といろいろな動物に感染する種類があります。どこにどうやっているのか、どうやって人に感染するのか知るために、野生動物やマダニを調べて問題を起こす細菌がいるか調べています。「どこが」「何が」危ないか分かれば、感染しないように気をつけることができます。人と動物に共通する感染症が発生しないように、予防するために調査しています。

活動の背景・目的

活動の概要

猟で捕獲したり交通事故にあった野生動物から血液などを集めます。動物の体についているマダニや、草むらや山道にいるマダニも集めます。集めた材料の中に細菌の遺伝子があるかどうか調べます。遺伝子が見つかったときは、本当に病気を起こす細菌なのか種類を調べます。病気を起こす細菌が見つかったときは、注意喚起するなど、地域に情報還元します。見つけた細菌については研究室で詳しく解析を続けます。

期待される効果

人と動物がみんな安全に生活できる社会にむけて、公衆衛生の向上に貢献する