「島唄の伝承」に関する歴史的研究の展開による離島固有の文化の保存と 継承に向けた取組
鹿児島大学法文学部多元地域文化コース
鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター
梁川英俊
- 奄美市
- 大和村
- 宇検村
- 瀬戸内町
- 龍郷町
- 喜界町
- 徳之島町
- 天城町
- 伊仙町
- 和泊町
- 知名町
- 与論町
活動の背景・目的
最初は、奄美群島で歌い継がれている島唄の歴史や背景を調べるところから始まった活動であったが、島唄の継承がそこに住む人々に有形無形の大きな影響を与えていることに気づいてからは、その継承が実際にどのように行われてきたか、あるいは今後どのようになっていくのかという問いに目を向けるようになった。現在もその問いを中心に活動している。
活動の概要
島唄の演唱者である唄者をはじめとする島唄の継承に努める人たちへのインタビュー、島唄教室をはじめとする数々の継承の試みに関する調査、島唄のコンサートや島唄に関するシンポジウムの開催。
期待される効果
始めてからすでに20年以上が経過する取り組みでもあり、取り立ててSDDGsを意識したことはないが、そうした無意識的な活動が、ある時代のモットーとつながるとすれば、とても好ましいことかもしれない。