野生動物観察会

奄美分室 牧貴大

http://cpi.kagoshima-u.ac.jp/AmamiStation/index.html
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活動の背景・目的


2015年に開設された奄美分室では島内外の方々に奄美の自然の理解をより一層深めるために様々な活動を行ってきている。この活動は奄美に生息する野生動物の特異性やその生態について紹介することを目的としている。

活動の背景・目的
コウモリに関する説明をしている牧特任研究員

活動の概要

令和6年度は奄美大島に生息するコウモリの特異性やその観察手法を紹介するために野生動物の観察会「奄美に住むコウモリの声を聞いてみよう!」を実施した。この観察会は鹿児島大学が主催する「奄美自然体験プログラム」の一部として実施された。
まずコウモリの生態や調査方法についての説明が行われた。そのあと、コウモリの発する超音波を検出する機械(バットディテクター)を用いて奄美市名瀬市街に生息するコウモリの観察を行った。

活動の概要
奄美のコウモリの例 オリイコキクガシラコウモリ

期待される効果

奄美大島における野生動物としてはアマミノクロウサギ等の象徴的な動物を多くの方が連想されるが、本観察会でコウモリのような他の動物についても目を向けるきっかけを提供した。様々な生物について関心を持ち、知識を持つ人を増やしていくことは陸域の生物多様性の保全において必要不可欠であり、本観察会はその一助となった。