島で野生動物と人が共存するための生態調査
国際島嶼教育研究センター奄美分室
菊池 隼人
- 奄美市
- 大和村
- 龍郷町
活動の背景・目的
奄美群島と沖縄島は、貴重な動植物が多く暮らすことから、2021年に世界自然遺産に登録されました。しかし、こうした生きものたちについては、まだ分かっていないことも多く、地域の人々との共生や観光・教育への活用、健康への影響などに課題が残されています。本研究では、これらの地域に棲むネズミの行動や生態、寄生虫について調べることで、自然と人とのよりよい関係づくりに役立てたいと考えています。
活動の概要
奄美群島と沖縄島にすむ固有のネズミたちが、集落のまわりでどのように暮らしているのかを調べています。また、人にもネズミにも感染する寄生虫の特徴や、島ごとの違いについても明らかにしようとしています。こうした研究を通じて、自然と人とのよりよい関係づくりに役立てたいと考えています。
期待される効果
ネズミ類の行動や暮らしぶりを詳しく知ることで、島で起こる生きものと人とのトラブルを減らすための、科学的な判断がしやすくなります(目標15)。また、生態や分布に関する研究は、ネズミたちを自然や教育の大切な資源として活かすことにもつながります(目標4、8)。さらに、人とネズミの両方に感染する寄生虫の特徴を明らかにすることで、感染症の予防や対策にも役立つ知識が得られることが期待されます。
















