農業分野・製造業関連で働く外国人技能実習生の地域での生活 状況、ならびに日本語教育に関する調査(2021年-2023年)
法文学部・法経社会学科・地域社会コース 准教授 酒井佑輔
https://kadai-houbun.jp/professors/each/sakaiyusuke/活動の背景・目的
農業分野は労働力の確保が課題であり、外国人技能実習生制度が重要な役割を果たしている。外国人技能実習生の受け入れにあたっては、異文化理解や彼らとの共生をはかることは重要である。しかしながら、技能実習生の地域での実態や受け入れ側の思い、とくに日本語教育に関する課題等は十分に明らかにされてない。
活動の概要
外国人技能実習生や受入を進めるJAや実習生・受入先等へアンケート・ヒアリングを実施。技能実習生及び地域の課題を把握し、それを解消する手段を検討する。また、調査結果の今後の活用へ向けて、成果物の提示方法(web掲載、絵本等)や周知方法についても検討する。
期待される効果
外国人技能実習生の地域での実態把握や彼らを地域で包摂する取り組みを進めることで持続可能な地域づくりに寄与できる。上記調査とプロジェクトを通じて産学官民、そして市民社会によるパートナーシップの強化をはかる。