光で充電できる蓄電池(光蓄電池)の開発

大学院理工学研究科 工学専攻 電気電子工学プログラム 
准教授 野見山輝明/教授 堀江雄二

https://www.eee.kagoshima-u.ac.jp/~hori-lab/
  • SDGs目標07
  • SDGs目標12
  • SDGs目標11

活動の背景・目的


持続可能なエネルギー源である太陽光エネルギーを電気エネルギーとして有効利用するためには、効率的な蓄電技術が必要になる。しかし、現存の太陽電池と蓄電池を組み合わせたシステムだと、高コストで非実用的である。そこで、ナノテクノロジーで光発電と蓄電を融合し、低コストかつ環境負荷の小さな材料を用いた「光で充電できる蓄電池=光蓄電池」の実現を目指す。

活動の概要

現在、自動車関連メーカーと共同で、「光蓄電池」の車載を目標に研究開発を行っている。さらに学生とともに研究開発に取り組むことで、SDGsのより深い知見と実行力を持つ人材の育成にもつなげていく。

活動の概要
開発中の積層型光蓄電池。 1mm程度のシートで 発電と蓄電を実現する。

期待される効果

太陽光エネルギーの有効利用による持続可能なエネルギー源の開発と脱炭素社会の実現に貢献する。

関連サイト

▶ 光で充電できる蓄電池(光蓄電池)の開発(研究シーズ集 鹿児島大学・南九州・南西諸島域イノベーションセンター ホームページ内)※PDF ▶ 曲げられるセラミックスナノファイバ不織布の応用(研究シーズ集 鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンター ホームページ内)※PDF