CO2を選択的に回収するための分離膜の開発

大学院理工学研究科 工学専攻 化学生命工学プログラム 准教授 金子芳郎

https://yoshiro-kaneko-lab.jimdo.com/
  • SDGs目標13

活動の背景・目的


地球温暖化を抑制するため、CO2を始めとする温室効果ガス削減が急務となっている。パリ協定で掲げられた目標の達成には従来の排出源対策だけでは不十分であり、既に大気に拡散してしまったCO2を削減する技術(ネガティブエミッション技術)に基づく温室効果ガス対策が不可欠である。総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)において創設された「ムーンショット型研究開発制度」の目標4 「2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現」を目指すプロジェクトの一つ(プロジェクトマネージャー:九州大学 藤川茂紀教授)に参画し、研究を行っている。

活動の概要

大気中からCO2を選択的に回収するための新しい分離膜を開発。とくに膜表面にコーティング可能な効率的なCO2選択層の開発を検討している。

活動の概要

期待される効果

当研究は、地球温暖化抑制に貢献できると期待している。

関連サイト

▶ 「ムーンショット型研究開発事業 目標4(MOZES)」ホームページ