鹿児島の自然とくらしと林業をつなぐ学びの森拠点 (教育関係共同利用拠点)

農学部附属高隈演習林 特任講師 牧野耕輔

https://ace1.agri.kagoshima-u.ac.jp/~takakuma/
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  • SDGs目標06
  • SDGs目標04
  • SDGs目標07
  • SDGs目標11

活動の背景・目的


高隈演習林は3062haの広大な森林を有する。文部科学省より「教育関係共同利用拠点」に認定され、学内外や分野を問わず実習フィールド・教育プログラムを提供している。その第一期では、2018年度末までの5年間で延べ利用者数3000名以上を受け入れてきた。2019年度からの第二期では地域コミュニティ分野を追加。地域との連携や社会人教育との接続等による教育の深化をはかり、全国の高等教育機関の学びの拠点になることを目指している。また、提供しているプログラム等は本学の実習にもフィードバックさせるなど、学びの幅を着実に広げている。

活動の概要

高隈演習林が継続実施してきた「地域集落との連携」「林業生産専門技術者養成プログラム(社会人教育)」「高度な森林情報の活用」の3つの実践的な独自プログラムを実施。これらを林業教育分野・環境教育分野・防災教育分野・動植物教育分野・地域コミュニティ分野に接続し、自然環境・くらし・技術等を実体験できる教育環境の整備・実践を推進している。

期待される効果

生物の多様性や資源管理、地域特性等を肌で感じて理解することで、SDGsの目標達成に向けて発生する様々な課題に実践的に取り組む力が育まれる、と期待される。

関連サイト

▶ 鹿児島大学附属演習林 教育関係共同利用拠点の詳細