鹿児島県内医療機関の薬剤耐性(AMR)対策モニタリング

鹿児島大学病院
感染制御部
教授 西順一郎/特任准教授 川村英樹/講師 児玉祐一/
有村尚子/才田隆一/茂見茜里/舞木公子/福山竜子

検査部
教授 橋口照人/臨床検査技師長 政元いずみ

https://com4.kufm.kagoshima-u.ac.jp/department/112-2/
  • SDGs目標03

活動の背景・目的


病原微生物に対する薬剤耐性(Antimicrobial resistance ; AMR)は世界的に問題となっており、日本でもMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)や第3世代セファロスポリン系やキノロン系に耐性を示す腸内細菌目細菌対策などが課題となっている。

活動の概要

鹿児島大学病院では鹿児島感染制御サーベイランスシステム(KICS)を運用。鹿児島県内の51医療機関が参加し、さまざまな薬剤耐性菌の検出状況に加え、AMR対策として重要な手指衛生・抗菌薬適正使用に関する解析・モニタリング・フィードバックを行っている。

活動の概要

期待される効果

薬剤耐性菌の減少により、治療困難な医療関連感染症の減少と、鹿児島県内での医療機関等での薬剤耐性菌アウトブレイク等の早期探知、リスク軽減対応を強化することが可能となる。

関連サイト

▶ 鹿児島大学病院ホームページ 感染制御部