教員免許更新講習における実験講義「生活と先端エネルギー」の実施

共通教育センター 准教授 伊藤昌和

https://www.kagoshima-u.ac.jp/educenter/
  • SDGs目標07
  • SDGs目標04

活動の背景・目的


持続可能な社会を構築するためには、社会の構成員一人一人が「エネルギー」について正しく理解し活用していくことが重要である。本取り組みでは講義と実験を通して、初等・中等・高等教育に関わる先生方の「エネルギー」に対する理解を深めてもらっている。受講された先生方が身に着けた知見を実際の理科教育の場で活用することで、「エネルギー」に対して広い視野と判断力を備えた次世代の人材が育つことが期待できる。

活動の概要

講義では先生方に対して「エネルギー」の全体的なイメージづくりから始め、我々の生活の中で活用している「これまでのエネルギー」及び「これからのエネルギー」の原理を概観する。さらに実験を通して理解を深めてもらう。本講義で得られた知見を学校教育の場で活かすことで、生徒たちの「エネルギー」に対する早い段階での概念形成を促す。

活動の概要
疑似太陽電池とすることで電卓を作動させる実験。太陽電池と発光ダイオードは基本的な構造が同じである。発光ダイオードとポケット電卓をつなぎ、発光ダイオードを

期待される効果

幅広い「エネルギー」への知見を備えた教育者を育成することで、信頼できる持続可能な近代的エネルギー源の発案やアクセス方法、また効率的なエネルギーの利用方法等を他者に提案できる次世代の人材を育てることにつながると期待している。

関連サイト

▶ 鹿児島大学共通教育センター ホームページ