理学科物理・宇宙プログラム 「科学英語」
鹿児島大学 学術研究院理工学域理学系 物理・宇宙専攻 宇宙情報講座
天の川銀河研究センター
新永 浩子
活動の背景・目的
持続可能な社会の実現に向けて、理学科としてSDGsを考える機会の一つとして、科学英語の題材としてこのテーマを選んだ。2冊のテキストを用いて、まずは世界の現状を共有した。サイエンス分野の観点から社会の課題解決に結びつける本質的な取り組みは世界各地で行われており、日本の学生として、社会問題に意識を向けるきっかけとするとともに、英語での情報取得、発信力、コミュニケーション能力の向上を目指す。
活動の概要
講義の中で、上記5つのテーマの順序はなく、SDGsの17のゴールほぼ全てを網羅した。これらSDGs目標の中から各自テーマを選択し、自身で調べ、考察した結果を英語で発表した後、ピアレビューを通して意見交換を行った。
期待される効果
理学科の学生が今後の研究のテーマや幅広い活動への展開、社会の問題解決のきっかけづくりに寄与したり、家族や友人とこれらの問題に関して議論することを通して、社会変革の種となる潜在的効果があると期待する。