共同研究「鹿児島県のウナギ資源増殖に係る諸課題の研究」

水産学部 水産学科 水産資源科学分野 教授 小谷知也/教授 安樂和彦
水産学部 水産学科 水圏科学分野 准教授 久米元

kotani@fish.kagoshima-u.ac.jp
  • SDGs目標14
  • SDGs目標09

活動の背景・目的


鹿児島県はウナギ養殖生産量が全国1位であるが、養殖種苗は天然域で採捕されるシラスウナギに依存している。しかし、シラスウナギの採捕量は50年前の1/10程度まで減少しており、養殖の継続そのものが危惧されている。本活動は、ウナギ資源増殖に資するべく、河川における生息環境調査による最適条件の解明と、人為的環境操作による生息環境改善を目的としている。

活動の背景・目的

活動の概要

河川域におけるウナギ(クロコ)放流後の生息状況及び放流効果に資する調査、鹿児島県内放流河川の生物の生息状況に関する調査、シラス採捕や養鰻の現場における課題等、ウナギに関わる課題について総合的に取り組む。

期待される効果

本活動が、水域の天然資源保全と食料資源生産の持続につながると期待している。

関連サイト

▶ 鹿児島大学水産学部ホームページ 水産資源科学分野 ▶ 鹿児島大学水産学部水産増殖学研究室ホームページ ▶ 鹿児島大学水産学部水産増殖学研究室ホームページ