熱帯水産学国際連携履修プログラム(ILP)
水産学部
活動の背景・目的
国際連携による熱帯水産学研究科プログラム(ILP)に基づき、鹿児島大学大学院研究科の教育目的に加えて、熱帯・亜熱帯水産業に関する学術の理論及び応用に関する知識及び技術を習得し、グローバル化が進む社会で活躍できる能力が涵養された人材を育成することを目指しています。
活動の概要
各構成大学が強みと特徴のある科目を提供し合うことでカリキュラムを形成し、本プログラムに登録したすべての学生をプログラム全体の学生とし、各構成大学は自大学の学生と同等かつ同質の条件で教育します。プログラム登録学生は、例えばフィリピン大学の高い英語教育力、世界一の水産食品産業を背景としたカセサート大学の教育、サムラトランギ大学の世界遺産に指定されたフィールドでの実習など、単一大学では不可能な魅力ある授業を追加受講料無しで履修することができます。総計178名(うち鹿児島大学40名)の教員を、自校以外5大学の客員教員として配置して、86の授業を用意しwebでシラバスを公開しています。学生はその中から12単位以上を取得し、内6単位以上は自校の専任教員以外が行う授業を選び、渡航して受講すること等が求められます。
期待される効果
東南アジアの国々とのグローバル・パートナーシップを構築し、持続可能な開発のための実施手段を強化できる