授業科目「水産食料経済論」(2022年から「世界の食料問題と持続的開発」に変更)

水産学部水産学科および国際食料資源学特別コース                                                       (水産経済学分野、食品生命科学分野、水圏環境保全学分野 必修科目
水圏科学分野、水産資源科学分野 推奨科目
国際食料資源学特別コース 選択)
久賀みず保

  • SDGs目標02
  • SDGs目標14

活動の背景・目的


食料はすべての人間が生きていく上で必要な必需品である。従って安定的で持続的な供給が求められるが、その実現は容易ではない。農業と水産業、そして消費者行動の観点から、食料の持続的開発と供給確保について考える。食料の中でも、水産物のグローバルな需給の現状を理解し、水産食品の重要性を学ぶ。

活動の概要

食料の世界的かつ持続的な供給確保については様々な課題がある。食料問題=農業問題と考えがちだが、むしろそれは流通や分配などの経済的・政治的なそして我々自身が引き起こす問題である。農水産物貿易の現状理解を通じて、食料問題や水産物需給に関する基礎的な知識の習得を主眼とする。また食料供給の持続性の観点から、農業、畜産業、水産業について広く概観し、水産資源の優位性、重要性についても考える。

期待される効果

食料の持続的開発やそれに関連する現代的状況を理解した上で、正しい消費行動がとれることを目標としている。そうした食費行動が食料の持続的供給へ寄与することが期待される。

関連サイト

▶ 【シラバス】