次世代人材育成事業「かごしま未来創造Lab」

教育学部・水産学部・共同獣医学部・医学部保健学科・情報基盤統括センター・南九州・南西諸島域イノベーションセンター・国際島嶼教育研究センター

https://www2-edu.edu.kagoshima-u.ac.jp/
  • SDGs目標04
  • 奄美市
  • 大和村
  • 宇検村
  • 瀬戸内町
  • 龍郷町

活動の背景・目的


鹿児島県は,温帯気候から亜熱帯気候へと南北600kmにまたがり,世界自然遺産に指定された屋久島や奄美,桜島・錦江湾ジオパーク,霧島ジオパーク,三島村・鬼界カルデラジオパークなどに代表されるように,多様で独特な自然環境に恵まれている。また,農畜産業が盛んであったり,2つのロケット射場があるなど,他県にはない特徴がある。その一方で,その地理的な特性から,必ずしも鹿児島県の子どもたちにとって,このような自然環境や先端的な科学技術を学ぶ環境が確保されているとは言い難い。そこで,大学のもつ教育資源を活用して,鹿児島県内の小学生・中学生が地域の自然環境や科学技術研究に触れる機会を提供することを目的としている。

活動の背景・目的
水産学部附属練習船を利用したプログラムでの集合写真

活動の概要

本事業次世代科学技術人材育成プロジェクト「かごしま未来創造Lab」は,『「本物(ホンモノ)」に触れ,「本物(リアル)」を創る−』をキャッチフレーズに,鹿児島大学,鹿児島市立科学館,桜島・錦江湾ジオパーク推進協議会が連携・協力して,科学技術分野に興味・関心をもつ小中学生を対象に,充実した教育研究施設で,多様な専門性をもつ指導者が支援する,地域特性を活かした体験重視型の育成プログラムを実施しています。これらのプログラムを通じて,先人の社会文化的・歴史的な遺産を尊重し,STEM/STEAMの知識・技能を,地域社会の現実的な文脈の中で効果的・統合的に活用して,よりよいアイデア,バリュー,モノ,コトを創り出し,持続可能な社会の形成に貢献できる人材の育成を目指します。

期待される効果

鹿児島県の子どもたちにとって,高等教育機関での活動に触れることや科学技術の学習経験を得ることができる。

関連サイト

▶ かごしま未来創造ラボ