奄美群島地域小中学校理科出前授業

理学部 小山佳一

  • SDGs目標04
  • SDGs目標05
  • 奄美市
  • 大和村

活動の背景・目的


鹿児島大学理学部はSDGs(持続可能な開発目標)の一つ、「質の高い教育をみんなに」を達成のために高等学校出前授業に加え、小中学生徒向けの各種理科講座開催に取り組んでいます。鹿児島県の女子の理工系進路選択の割合は低く、この原因は成績ではなく環境によるものとされています。鹿児島県は本土と多くの離島からなり、都市と地方との教育機会の格差も解決すべき問題とされています。

活動の背景・目的
電磁石とてこの原理で作ったクレーンゲームの動作を確認する実験(奄美市立名瀬小学校)

活動の概要

2022 年には、奄美市立東城小中学校と奄美市立住用中学校、2023 年には知名町立田皆小学校と中学校で理科出前授業を行い、参加生徒から大変好評を得ました。
2024年は奄美市立名瀬小学校、大和村立今里小学校、奄美市立伊津部小学校で開催しました。
鹿児島大学郡元キャンパスで開いている小中学生向け科学教室の授業を、理科出前授業(磁石の世界)として開催し、小学校理科で習う電磁石とてこの原理をつかって子供たちと手回し発電機で動くクレーンゲームのアームメカを作りました。

活動の概要
大和村立今里小学校で電磁石についてのクイズに答えている様子

期待される効果

今回の奄美群島地域での出前授業の取り組みは、離島地域生徒の進路選択の支援や女子の理数系進路選択支援となることが期待されます。

関連サイト

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