中学1年生の「総合的な学習の時間」におけるSDGs
鹿児島大学教育学部附属中学校
https://www2-edu.edu.kagoshima-u.ac.jp/jhschool/活動の背景・目的
中学校の総合的な学習の時間では,よりよく課題を解決することで,自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することが目的とされています。
よりよく課題を解決していくためには,実社会や実生活の中から問題を見いだし,それを自分の課題として捉えていくことが大切です。
SDGsの17の目標を視点として実社会や実生活について考えることで,自分の事として課題を設定し,今の自分にできることを考え提案することを目指しています。
活動の概要
まず一人一人が,「アジアの仲間と仲良くなるために」解決すべき課題を選択し,そのことについて詳しく調べました。その後,SDGsの17の目標も視点としながら,集めた情報を整理したり分析したりすることで,課題解決に向けて自分たちにできることを,4~5人のグループワークで検討を行いました。そして文化祭では,各グループで探究的に調べまとめた内容を踏まえ,劇を通して提案しました。
期待される効果
SDGsに掲げられている目標の達成を目指して,生徒の社会づくりに協働して参画する意識を高めることができます。
これからの社会の担い手である中学生に,持続可能な社会づくりの視点を持たせることができます。