太平洋島嶼国の水産資源利用と住民生活の 持続性確保にむけた研究

水産学部 水産学科 水産経済学分野 水産経営学研究室 准教授 鳥居享司
研究推進機構 国際島嶼教育研究センター 教授 河合渓
法文学部 法経社会学科 経済コース 教授 西村知

torii@fish.kagoshima-u.ac.jp
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  • SDGs目標01
  • SDGs目標13

活動の背景・目的


太平洋諸国の沿岸では住民による生業的漁業が盛んである。しかし近年、一部の地域において資源水準の低下がみられるようになり、資源利用の管理と住民生活の維持が課題になっている。本研究では、資源利用と住民生活の持続性確保に向けた制度や管理組織のあり方について、実証的に明らかにすることを目的にしている。

活動の背景・目的

活動の概要

フィジー共和国の複数の漁村において、カイコソ(貝類)やナマコなどの資源利用の実態、各世帯の収入構造の分析、代替収入源の可能性などに注目しながら、持続的な水産資源利用と住民生活の確立に必要な制度について分析している。さらに、太平洋島嶼国(フィジー、ソロモン、キリバス)などからの留学生とともに、各国の資源管理制度の効果や課題について分析する。

期待される効果

太平洋島嶼国の海洋資源の持続的な利用と、沿岸住民の生計維持に貢献する。

関連サイト

▶ 鹿児島大学水産学部 水産経営学研究室ホームページ