多機能実証ラボにおけるFGHPライトの実装

南九州・南西諸島域イノベーションセンター 特任教授 藤枝繁
大学院 理工学研究科 工学専攻 化学工学プログラム 准教授 水田敬
藤枝 繁,水田 敬

fujieda@km.kagoshima-u.ac.jp
  • SDGs目標07

活動の背景・目的


理工学研究科環境化学プロセス工学科水田敬准教授が開発した高性能フラットヒートパイプ型ヒートスプレッダ(通称「FGHP」) は,熱を逃す世界一のベーパーチャンバー(図2-2-12)であり,高性能・省スペースの画期的な新規冷却部材である。このFGHPを用いた高輝度LEDライトの社会実装を支援することを目的に,技術のショーウインドーとして本学で初めて産学交流プラザ棟多機能実証ラボ1F プロジェクト実験室2 に設置した。

活動の背景・目的

活動の概要

産学交流プラザ棟多機能実証ラボ1F プロジェクト実験室2は2階吹き抜け構造であり,これまで水銀灯4 灯と蛍光灯12 本を使用していた。今回FGHP® ライト1灯に交換することにより,LED 化による省電力化(消費電力1/8)はもちろんのこと,耐久性向上,低発熱性による空調エネルギー低減など,技術ショーウインドーとしての役割を担っている。また教育学部球技場照明灯1基に6灯(従来水銀灯10灯)を設置し,屋外での利用についての検証を実施する。

期待される効果

世界全体のエネルギー効率を改善する。

関連サイト

▶ 活動報告 『2020年度事業報告書』 P61~P62に掲載(鹿児島大学リポジトリ)